攻略記

  第一話 「萌動」
 悲しいときー (×2)

 待ちに待ったゲームを立ち上げた途端、
 着メロみたいなOP曲が流れて
 否応なく嫌な予感をさせられたときー (×2)

▼名前入力で苗字と名前の間に「決定ボタン」を押さなかったため、名前がスペースで間延びしてしまい、リセット。初手からつまづく。どうして入力場所を移動できないんだよう。

▼再開後。筋肉男のモノローグ(独り言)→OPムービーで初めて天照郷を見る。現代ニッポンという設定に大きく疑問を感じる。
 あと変な和風ファンタジー(ガンガン系)ででてくるカッコイイ漢字を並べた呪文にエセ伝奇の焦げ臭さを感じてちょっとブルー。<「冥導光把界印」

▼ムービーはちょっと燃えた。カッコイイ。おー、まるで魔人みたいだ! 変な3Dの手が剣を打ち合わせるシーンはちょっと萎え。

▼気を取り直してプレイ。久しぶりの感情入力システムにちょっと感慨深いものが。一ノ瀬伽月、九条綾人、紫上結奈が登場。九条が伽月に親しげに話しかけ、「これは…四角関係?」と期待を持たせるも、
「こっちの彼は…ひょっとして彼氏か?」
 って、初見かよ! あんなちっちゃい郷で、伽月は知ってる癖に主人公の名前も知らない…イジメ? 主人公たちが去った後、九条が少し考え込むような態度を取ったので、例えば「(俺が知らない? なぜだ?)」みたいな展開を期待しましたが…。本当にただ単に知らなかったらしい。
 あと元気娘とはいえ、人のことを「ウザイ」とかいう幼なじみにはちょっとメーターが下がりました。なんか元気娘というより「コミュニケーションがとれない娘」って感じがしました

▼榊原拓実登場。校内案内で執行部室に。ばらっち(榊原)と九条は旧知らしく、主人公は九条に榊原のことをよろしく頼まれます。ここで主人公が「適当にやっときますよ」と答えたかどうか判りませんが
「はっはっはっ、そうか、お前に任せれば大丈夫だな!」って、
 てめぇ、昨日まで俺の名前も知らなかったじゃねぇか、コノヤロウ。

▼続いて伽月に連れられ郷の案内。どうもこの学園では、「放課後に校外に出てはならない」規則があるらしい(総代曰く「退学か無期停学」くらいの重罪)。今時(?)全寮制で校外に出たら退学なんて高校あるのか。ヤ○ギシ会だってもっと寛大だった気がする。

▼ここで菊宮堂という道具屋が登場。しかし、いきなり戦闘アイテム買えるのもどうなのか。売ってる物も「体練石」なんてファンタジーなものばかりだし。せめて「傷薬」とか「お香」とか、現実世界にありそうなものを売ってて欲しかった。
 あと後日、ここで魂神のLVアップができるようになりますが、ゲーム中でそのことの説明は一切ありません。LVアップには戦闘で獲得できる霊珠が必要ですが、そもそも霊珠って何か、という説明もない。いつのまにか、なぜか、できる。あと主人公の魂神の属性も変更できるようになるけど、その説明もない。なぜか、主人公だけ変更できる。
 ちなみにプレイヤーは2chのスレ見るまでこのことを知りませんでした。おそらくプレイした人の9割以上が、このことを知らないままにプレイを終えたのではないでしょうか。まぁ、そんなこと一切しなくても全戦闘勝ち抜けるので別に構わないですが。

▼そうこうして、初めての戦闘に突入。しかし伽月に振り回されてここまで、(選択肢にもよるけど)伽月も榊原も主人公に一切話しかけないのはどういうこと? 戦闘直前の「主人公もいいよね?」(もちろん拒否権はない)まで、話は伽月と榊原の間だけで交わされます。…いじめ?

▼戦闘終了。伽月と榊原だけの(ボクはここにいるよ…)会話後、突然伽月が「ばらっち、そこ!」といいながら跳び蹴りで社を破壊。社がいつからそこにあったのか知りませんが、社を「討ち漏らした天魔」と間違えるとは、伽月には見えちゃいけないものが見えているんでしょうか(霊以外の)。しかも「一発できめるからどいて!」と周りを見渡す余裕を持っての器物破損。止めなかった(関わりたくなかった)主人公の気持ちも少し判りますが。
 と、ここまで書いて思ったんですが、もしかして本当に「討ち漏らした天魔」がいて、それを撃破後に勢いあまって社を破壊してしまったんでしょうか。天魔に関してなんの描写もないですが。…いやいや、まさか、仮にも商業作品でライターがそんな小学生みたいな文章書くとは思えませんから、きっと伽月が社と(あるいは陰から見ていた風間師範と)天魔を間違えたとかですよね。

▼風間師範登場。「〜ウンケンソワカ」と、明王真言を唱えますが、密教系なんでしょうか。ここまでどこにも密教要素はありませんでしたが。それともただの格好つけで呪文を…いやいや(略)
 そしてみごと鬼神を封じた師範。どうやら伽月とは知り合いのようです(師匠らしい)。が、またここでも主人公は「天照学園の一般生徒」扱いです。名前も聞いてもらえません。…いじめ?
 で、師範。榊原に興味あるも主人公のことはまったくの無視で去っていきます。以下ネタバレなので見たい人は反転してください。
 後の話で、風間師範はこの時この鬼神に体を乗っ取られたらしいですが、そんな描写が一切出てこないのはどうなのかと思いました。「もう少し見守った」後に取り憑かれたんだとしても…なぁ。

▼続いて学校行事で胆力修行行事。もういい加減愛想が尽きてきた幼なじみ(まだ第一話終わってないのに)は「儀式みたいでイマイチ燃えない」と言ってた次のシーンで、突如「やるぞーッ!!」とばかりに一人大暴走です。そして修行先を指示された紙を引きちぎって(なぜ?)、どこかへ。なんかもう元気娘と言うよりも頭の不自由な娘という気がします。
 引きちぎられ、残されたヒントは『打ち付ける水…心眼への…鯉が…化すが如…』。ちょっと勘のいい人なら、これで滝が思い浮かぶと思いますが、滝には行けません。マップには見えてるのに行けません。途中でロリ娘にヒントをもらっても、行けません。どう考えても遠回りになりそうな伽月の家に行き、双子の弟・詩月にそのものズバリの「行き先は昇竜の滝」と聞かないと行けません。このギミックを考えた人はちょっと頭が悪いと思います。

▼滝へ。最速で行っても伽月にはグズ呼ばわりされますが、ばらっち曰く「…お二人はナイスコンビですね」。いったい彼がなにを見ていたのかは知りませんが、眼科に行った方がイイと思います。(もしくは頭のおかしい娘を主人公に押しつけようとしていたのでしょうか。策士?)
 そんなこんなで滝の洞窟に入りますが、九条総代がわざわざ洞窟の入り口を塞ぎ、我々に『目覚めろ』と襲いかかってきます。理由は「(目覚めた方が)楽だろう?」という不思議なものですが、ここで初めて『魂神』という言葉が出てきます。説明で「式神のごとく」とパクリ元いっちゃってるのがアレですが。
 ばらっち曰く「何がなんだか…」。大丈夫。プレイヤーもみんなそうだと思います。
 ところで戦闘ですが、総代が「思念の力じゃないと俺は倒せないぞ!」と叫ぶので一回目のプレイではわざわざ魂神で倒したのですが、実は通常攻撃でも倒せます。…なにこれ。

▼舞台は執行部室へ。このゲームの特徴なのですが、場面転換で経過時間が一切感じられません。どうやって洞窟から出たんでしょうか。ともかく主人公達は「霊が見える特殊な人たち」と認定され、裏執行部に誘われます(拒否権なし)。
 ところで、九条はここで「実はニッポンには退魔を専門とする機関がある」と言い出すので、どうやらこういった「退魔」とかは郷の中でも特殊な事のようですが…郷の一般人はなにも知らされず、胆力の行とかやらされてるんでしょうか。この辺、郷の特殊性といった「ファンタジー設定」がプレイヤーにはさっぱりわかりません。後の話との整合性もとれてませんし…。独自のファンタジー設定はちゃんと説明してください。>アスミック

▼ともかく、こうして第1話終了。あまりにツッコミどころが多くて長くなりすぎました。すいません。もしかしてこうやってツッコむのが本来の楽しみ方なんでしょうか。

「伊波君…総代は、以前からあなた達に可能性を感じてました」
 だから三日前に名前聞いてきた奴に言われる筋合いはねぇ!

 

  第二話 「執行部、西へ」
 那須乃登場記念パピコ。

「(月が付いてきたら)方角が分かんないだろー!」
 方角は星でみたほうがいいと思いますよ、幼なじみ。
 冒頭、どうやら修行中のようですが、九条の術によって「月がついて」きている様子。どんな術を使ったのか知りませんが、伽月は迷ってしまい、腹いせに足を挫いた主人公(なんで勝手にそんなことに)を罵倒し、それを諫めたばらっちにも言葉の暴力を浴びせる錯乱状態。単に伽月にメダパニかなんかかかってるんじゃないでしょうか

「うふふ、(中略)空気のような存在って大事です」
 …どんどんイジメが厳しくなる第2話。ここで紫上と伽月のどちらかとデートを強要されます。もちろん、ばらっちと、なんて選択肢はなく、どっちかを選ばないといけません。とほほ。ちなみに紫上とデートすると、どこに行ってもその度に「総代との思い出」を語られます。あんたが総代LOVEなのはわかったが、デート中に他の男の話を楽しそうに語った挙げ句、「こんな話楽しくないですか?」とか聞く女は土に埋めた方がいいと思います。ちなみにデート中、はじめて那須乃と遭遇しますが当たり前のように那須乃も主人公とは初対面です。

▼デート後、総代に出くわし、一緒に七瀬神社へ。ところでこの神社、なんでこんな位置(平安京で言えば内裏の位置)にあるんでしょう。ここが一番偉いんでしょうか。
 あとこの後で総代は「北北東に富士、西北西に樹海、東南東に昇竜川、南東南に朱雀門」とか言い出しますが、北と東はまぁいいとして、西北西の「樹海」はどう考えても街道=白虎属性とは思えませんし、南南東(南東南なんて言葉はないと思う)の朱雀門に至っては、まず「自然」じゃないし、人工物だとしても必要なのは低地や平野であって、門じゃありません。だいたい、モデルになったであろう平城京という街の門は「羅城門」であって、朱雀門は平城宮、つまり宮殿の門です。…こんなんじゃ結界張れないと思うよ、総代。

「(結界の)わずかな隙間から霊魂や魑魅(ちみ)などの低級天魔が…」
 天魔というのが仏教用語ではなく、転生オリジナル用語なのはもういいのですが、霊魂を魑魅(山の怪)と一緒にするのはどうかと思うよ、結奈。その低級天魔と戦闘し、抜魂された宝珠(?)ゲット。次の舞台は鞍馬のようです。

▼このへんから急に伽月が主人公のことをあだなで呼び始めます。幼なじみって言うのは嘘なんじゃないかなぁと思いました

▼初めて天照館に「中等部」なるものがあることが判明。…なんですべり台とかジャングルジムがあるんですか、中等部。真田用?

▼アル登場。不思議犬。なんかあるのかと思わせておいて、なにもありません。声優のあまりの犬っぽくなさに、人語を話すんじゃないか、と言われていましたが、なにもありませんでした。もしあれが純粋に犬の演技をしていたのなら、声優さんは犬を実際に見たことがないんじゃないかと思います。

鞍馬へしゅっぱーつ!ついたー!ってくらい、またも経過時間を感じさせない場面転換で京都・鞍馬着。18時に出発(場面は夕焼け)したのに、鞍馬の山についてもまだ日は沈んでいません。…ワープ?

「あなたは、ホントにホンマモンね!」
 那須乃が可愛いです。ステロタイプといえばそうですが、一人だけちゃんと世界設定の中にいる気がするし、伽月への評価も妥当だし。いままで出てきたヒロインが「アレ」と「アレ」なので、なおさら可愛いです。ナスかわいいよナス。
 
▼戦闘2連戦。で、2戦目にプロローグにでてきた宝蔵院が(隅っこに)いて、那須乃を近接させると復活して手助けしてくれるのですが、ぶっちゃけこの戦闘に手助けなんていりません。九条曰く戦闘の相手は「修羅と呼ばれた男が魂神を抜いてまで討魔せざるを得なかった相手」だそうですが、ザコしかいませんよ、先輩。那須乃一人でも何とかなったんじゃないでしょうか。あのへんのヘビにでもやられたんですか、先輩。「いやぁ、不意打ちの毒を喰らってな…」毒持ってる敵なんかいませんでしたよ先輩。
 そういえば思い出しましたが、一回目のプレイでは先輩を一回も戦闘に出しませんでした。ある意味、空気な主人公以上に「いなくてもまったく構わない」人材です、先輩。鍛錬も別になくても困らないし。

▼戦闘終了後、京都の街へ。…と思ったらもう天照郷。移動シーンとかケチってまで表現したいものが、きっとどこかにあったんでしょう。どこかは知りませんが。しかし宝蔵院が「帰ってこない!」と言った次のページで宝蔵院が「帰ってきたよー」っていうのも…。
 きっと移動シーンより意義のある展開だったんだと思います。

「それよりどうだ、再会を祝って湯豆腐でも…。京都の湯豆腐はそりゃあもう…」
先輩、場面転換が早すぎて混乱しているのは判りますが、ここはもう京都じゃありません。


  第三話 「学院、推参」


 主人公君の扱いを見ていると
 まるで2003年のボクたちを見ているようだね!
 (言ってやった言ってやった)  

▼冒頭謀議から。大津郷司がなにやら会議中ですが、なんでここだけ「七人の侍」みたいなロウソク明かりの囲炉裏端なんでしょうか。紫陽花も天照館もあんなにキレイで近代的なのに。
 ともあれ、ゼーレたちによると「緯脈は守られた」「13連座は守らねばならない」「敵の正体は不明」のようです。13連座か、これを一つ一つ…アレ?これって確か12話で…

▼舞台変わって天照館。最近奮わない主人公達に、これにしか存在意義のない宝蔵院先輩が鍛錬を強要してきます。もっとも、別に鍛錬なんかしなくても戦闘で困ることはないのですが。
 ところで、ここのRESは「怒」が正解なのですが…これって変じゃないですか? 普通「特訓するぞ!」→RES「怒」だったら『うるせぇ、一昨日きやがれこの筋肉野郎!』と言ってるのが正しい展開だと思いますが、返しが「元気がいい」とか「気合いが入ってる」で好感度が上がるということは、このゲームで「怒」というコマンドは「おお!」とか「うっしゃー!」みたいに「吠える」だけみたいです。これは上位コマンド「憤」でもまったく違いありマセン。
 ちなみに「冷」にもネガティブな印象はなく、「冷静な対応」のようなRESらしいですが、なら上位コマンドが「蔑」で、しかも相手の対応にまったく変化がないのはどうかと思います。というか、そういうシステムはおかしいと思います。後に出てくる飛河薙くんは「蔑」で好感度大アップです。マゾなんでしょうか。

「こかんが、くせぇ? 臭いますか、あたし…?」
 病院に行け。

▼ところで今回のキモは「月詠との交歓留学」のようです。これを執行部の連中はまるで選ばれたらこの世の終わりのように忌み嫌います。別に一年間くらい他校に、しかも東京の六本木(?)にある近代高校に留学するのが悪いことだとは思いませんが、「あいつらはダーディーだ」とか「残忍で人の所行とも思えない」とか言いたい放題です。こっちが月詠にいたら、こんな田舎の差別主義者どもの巣に留学なぞ死んでも嫌だと思いますが。変なサブヒロインがいるしね。

▼渡り廊下で若林くんとのイベント。正確には「若林と榊原の」イベントです。若林が落とした書類を拾うだけの他愛もないイベントですが、主人公はまるで空気のようにそのイベントを眺めているだけです。絶対、スタッフは頭おかしい。
 こいつら皆殺しにしてやるゲージ+10

▼宝蔵院によるミニゲームが3連続でありますが、つまらないので割愛。ところで主人公がどんなに頑張っても与えられる報酬が那須乃の宝玉だったり、真田の宝玉だったり、伽月の宝玉だったりするのは、これもイジメでしょうか。
 皆殺ゲージ+10

▼宝蔵院との戦闘後、唐突に話は「東京への遠足(研修)」の話になります。本当に急に出てきます。空気(主人公)にはナイショで話進めてたんでしょうか。
 ところで「東京研修」。ここで初めて「移動シーン」が出てきます。バスの中で仲間との会話。ここまで溜めてたんでしょうか。通路側前の那須乃&若林がおすすめなのは偏見でしょうか。ナスかわいいよナス。

▼東京着。どいつもこいつも着いた途端に個人行動にでてしまいます。それともとりあえず主人公の前からダッシュでいなくなり、みんなナイショでどこかに集合してるんでしょうか。…キラワレテル?
 ともあれ、残った紫上、若林(お前は那須乃についていかなくていいのか)と3人で上野観光に出発です。…が、主人公が会話に参加するのは「次何処にいく?」だけで、イベント中の会話は全て紫上-若林間のみの単線です。ハブ?荷物持ち?…え、俺、もしかして君たちのデートについてきちゃった? ごーめーんー…
 皆殺しゲージ+50

▼東京美術館で落ちている展示品「守護札 狼牙」を発見。
 
「…若林君、拾って。」
「…え?」
「ガメろっていってんの。誰も見てないんだから。いっとくけど、拾うのは私じゃなくてあなただから。…さぁ、なにグズグズしてんのよ。ガメろよ!(意訳)」
「(選択肢:持っていかない)」
「は、はははは…ですよね〜… いくら役に立つからって…ははは」
「…」

 思えばこの頃から、紫上の主人公への仕打ちが厳しくなった気がします。

▼どうでもいい戦闘後、ついにペンタファング登場。
 どこのサイトやスレを見ても、月詠>>>>>天照な魅力を醸し出す月詠勢。ここでは顔見せだけですが、姫宮のドーンといってみようとばかりな死語マニアはここから始まります。
 「あたし達、キミ達のこと、ケッコー、チェキしてるのよ」
 リピートアフタミー。チェキ。

▼若林君、転生の験力に目覚める。みんなこの辺から普通に「転生」とか言ってますが、誰が誰の転生とか、誰も気にしないんでしょうか。気になるのはプレイヤーだけで、スタッフは気にならないんでしょうか。

  第四話 「災厄な男」

▼ペンタファング&呉梨花(ゴリカ)密談。飛河たちは「第七の目」とやら持っているそうですが、第七感(セブンセンシズ)ならともかく、嗅覚〜触覚は目じゃないので、第七の目(セブンスアイ)っていうのはおかしいと思います。

 「ラギーがいっとったんやが…データパターンにマッチしない奴がおるんやと」
 「…それが学院長の探していた異能者なのかもしれないわね…」

 …もしかして俺(主人公)、狙われてルー!?(*゚∀゚)=3
 後日判明しましたが、ばらっちのことでした。。・゚・(ノД`)・゚・。

▼月詠学院長と謎の男の会話。なんかどうでもいいです。

▼交歓留学の話。なんと片道切符だとか。しかし、それは交歓留学っていうのか? ただの転校じゃないのか? ともあれ、そこで伽月が呟きます。
「執行部のいらないメンツといえば…あたしか…アンタだよ、主人公」

 俺をお前と一緒にするなーッ!

▼郷でスーパー中学生・安倍晴秋に遭遇。
 安倍「君とても数奇な星まわりだね!」
 …え、俺!?(*゚∀゚)=3
 ………ばらっちのことでした。。・゚・(ノД`)・゚・。
 (あと最後まで安倍君は主人公を無視して去っていきました)

▼同じく紫上と遭遇。病弱な弟を面倒見ている伽月の留学はないそうです。
「そうなると…主人公、アンタ、決定的だよ」

 …俺、イラナイ子なんだ…。・゚・(ノД`)・゚・。ミンナムシスルシナ...

▼一ノ瀬家では詩月と会話。こいつも俺を無視するのか…と思った瞬間
 「…伊波さん、東…東京の人を大事にしなきゃダメだよ。そうすれば運命が変わるかもね!」
 わかったよ!俺、大事にする!チェキするよ!
 ああ、ただ遭遇キャラに気にされることがこんなに嬉しいなんて…。・゚・(ノД`)・゚・。
 月詠大事にすればこの空気人生も変わると信じて生きていきます。
 ありがとう詩月君。寝てなさい、詩月君。

▼ばらっち転校。これで俺の時代が!?
 そして魂の友、御神晃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
 那須乃で語り、宝蔵院のハダカに萎え、真田を認めないに同意。
 これだ、これが学園生活だよ! ありがとう詩月君。俺、運命変わりそうだよ。

▼昇段演武とやら開始。那須乃、御神と三人でチームという、ここだけは開発者を褒めたくなった編成で望む。那須乃、方向音痴萌え。
 それにしてもこれまで幼なじみと転校生がいたポジションに那須乃と御神が入っただけで話が数段面白く、親しみ深くなるのはなぜでしょう。(答え:どいつもこいつも主人公を無視し続けていたから)。昇段演武予選でも、天魔との戦闘になりゴールが遅れたときにも
 「すんませんな、センセ。ワイがトチッたさかい…」
 「いえ、私がルートを遠く取りすぎてしまったようで…」
 なんて、人間味溢れる会話!
 足を挫いた主人公に罵詈雑言を吐く幼なじみや、人を空気扱いするヒロインたちに聞かせてやりたいセリフです。

▼昇段演武を三日後に控えたある日、天魔討伐を命ぜられ、どこかの森へ。どこの森も同じに見えます。そこで那須乃が天魔に襲われ、若林がそれをかばい傷を負います。怯える那須乃に萌え、若林に燃え、強がる那須乃に萌える、心温まるエピソードなのですが、那須乃を天魔に襲わせるなら、せめて戦闘シーンでユニットに演技(那須乃の背後に天魔ユニットを出現させるとか)させて欲しかったです。

▼そして本戦。当たり前のように主人公が優勝(優勝CGの山吹先生は可愛いです)。優勝賞品は体練石と霊翔石。菊宮堂にいけば2000円で買える代物です。が優勝は優勝! もう、いらないメンツとは言わせないぞ!
「昇段演武は、下馬評で圧倒的劣勢だったニューヒーローの誕生で幕を閉じた。偶然が重なったとはいえ、天照館創立以来、最強と歌われた九条綾人を制しての勝利は、十分称賛に値する物であった」

。・゚・(ノД`)・゚・。グウゼン…

▼法眼誕生。ハダカの法眼にいろんなチューブが取り付けられています。セクシーなのはイイですが、いったいチューブから肩に何を注ぎ込むつもりなんでしょうか。法眼さんは「喰らうぞ!」などと範馬勇次郎のようなセリフを吐き、期待を持たせつつ次回へと続きます。